キャリアを積んだ女性が仕事で訪問する先へ持ち歩くバッグには、 「 容量 ・ 軽さ ・ 機能性 ・ 丈夫さ 」 と同じくらい、「 品 」 と 「 信頼 」 が必要とされています。 ところで・・・ 鞄業界の 「 職人さん 」 は大きく分けて 「 2つ 」 のタイプに分かれます。 「 カジュアル系 (例:メンズビジネスバッグ) 」 と 「 ハンドバッグ系 (例:女性用皮革もの) 」。 「目指すバッグ完成図」に対して、 「完成度・生産体制・コスト」などで最も適切なタイプの職人さんへ生産を依頼します。 キャリアを積んだ女性が持ち歩くバッグは、 訪問先で 「 品位 ・ 信頼 」 を保てる 「 外観 ( デザイン ・ 仕上がり ) 」 と 「 機能性 ・ 快適さ 」 を兼ね備えたいもの。 バッグ業界の常識からすると、そのように要望の多いレディースビジネスバッグを作るのは、 正直申し上げてかなりな難題でした。 「 仕上がり完成度 」 を重視すると 「ハンドバッグ職人」 さんが望ましい。ですが、 コスト面では 「 メンズ職人 」 さんの3倍以上〜 の価格になってしまう。 ビジネスバッグという機能目的で購入されるアイテムに、その価格はお客様が納得されるかどうか? メンズビジネスバッグのようにパーツ数が多く手間がかかるが、ざーっと縫製するのではなく、 レディース ビジネスバッグ では、仕上がりに品のある女性らしさはキープしたい。 その当時、そんな矛盾する要望を両立させてくれるバッグ職人さんは皆無。 業界のカテゴリとして存在していませんでした。 矛盾する要望に応えてくれる職人さんを探して何軒も相談しては断り続けられました。 もう数えきれないくらいの職人さんに当たった末に当方の意図を汲んで、 「やってみましょう」と応えてくれたのが今の職人さん。 現在、日々、生産してくれています。 世界的なビッグブランドのような完成度とまではいえないかもしれませんが、 イデアモードのビジネスバッグのような要望の多いバッグを生産してくれる職人さんは、 まさに稀有な存在です。 そして世にそんなバッグを送り出せていること、 ご愛用いただいていることも奇跡に近いかもしれません。 「ユーザー様のお困り」と、それに応える「ものづくり」を支えてくれる職人さんを繋ぐ 「ご縁」にイデアモードとして恵まれていることに、 あらためて気を引き締めて感謝したいと思います。 *イデアモード の ビジネスバッグ開発 の「考え方」「プロフィール」等は ⇒ こちら
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